かおなし=Faceless

日常だったり雑談だったり妄想だったり

日常

忙しい時にくだらない話 2004-12-17

「坊主(師)も走る師走ですよ。」 と、祖母ちゃんの命日にお経をあげに来た坊さんが言ったので驚いた。 なんで師走に坊主が走らなくてはいけないんだ? そういえばこの坊さん以外にも「坊主(師)も走る師走」と誰かが言ってたのを聞いたことがある。どうも…

あこむ

(注・特にタイトルと本文に関係はありません。) だいたいにおいて大事なのは始めることより終えることです。 きっちり終えられるなら特に問題はないとも思うんですよ。 はじめてのよりいつ後腐れなく終われるかってことです。 計画的に利用できるような人は…

僕と社長と秋田君 2004-08-20

会社にて、自分の机に向かい仕事をしていると社長が機嫌よく話しかけてきてビックリ。 「よお、がんばっとるな。」 うわっ、びっくり。 僕のような底辺社員に社長が話しかけてくるなんて。 「あ、はい。」 あわてて返事をすると社長は満足そうにうなずきなが…

他所でやってくれ 2004-07-04

何が迷惑かって言ったら、第三者的裁定を求められたときだ。 先輩たち二人が口論していた。 声のボリュームとテンションは仲良くシンクロしながら鰻上りに上昇し、そのヒートアップぶりを恐れ同僚たちはそそくさと避難を始める者までいる始末だ。 喧嘩するほ…

ファミレスの新人 2004-08-10

ファミレスのメニューは何でもあるようでそうでもない。 男ばかり三人、石川君と福岡君とファミレスへ行く。 注文をとりに来たウェイトレスは名札に「新人」と書かれた女の子だ。 「えと、ご注文をお伺いします。」 なんとなくたどたどしい口調で、手元の小…

ちゃんと止め直ししました 2004-07-25

石川君と二人で車に乗る。運転手は僕。 とある店の駐車場で車を止める。 ちょっと狭い駐車場、石川君が誘導をする。 「よーしそこだ!」 「行ける! そこで少しハンドルを切ればいけるっ!」 「いいぞ! そのまま!」 「いいぞいいぞ! お前なら出来る!」 …

付随的条件によって選択される回答は常に変動する 2003-6-13

*子供がよく言う究極の選択 - かおなし=Faceless こちらの続きみたいな話です。 ふと思いつきで同僚の秋田君に聞いてみた。 「ねえねえ、秋田君。」 「なに?」 「ウンコ味のカレーとカレー味のウンコ、食べるならどっち?」 「え?なに?」 「ウンコ味のカ…

足の数 2004-4-17

カブトムシの足は6本、蜘蛛は8本、犬は4本、人間は2本、うちの部長はウワサでは3本。 ニワトリの足は何本ですか? と質問をしてみるととっさに答えられない人が多い。 僕が10人ほど(みんな20代か30代の人)に聞いてみたところ自信を持って「2本…

お前こそ何やってるんだ? 2004-07-01

同僚の秋田君と仕事でメールのやり取りをした。 僕は出先の事務所から、秋田君は本社から。 :to ナカムラ:from 秋田 お手数ですが昨日の図面を送ってください。よろしく。 :to akita:from nakamura すいません、「昨日の図面」ではどれだかわかりません…

職場の5S

妻から急に問われたのですけども。僕の仕事、というか職場について。 「職場の5Sってやってる?」 職場の5S、つまりアレのことかな? 5S運動とかも言われたりする、つまりアレのことですね。 5SってことはSが五つ、Sa、Si、Su、Se、So。つまり職場の「さ…

妻に「犬」呼ばわりされる

夕食を囲む、家族団らんの時、妻が何の脈絡もなく僕を指さして言いました。 「おまえは犬だ」 妻は人としての軸がずれているというか傾いているというか、常々おかしなことを言うのです。近頃では僕もまあいい加減慣れてきたと思っていたのですがこれにはち…

徒然なるままに

徒然なるままに、日暮らし硯に向かいて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。 吉田兼好(兼好法師)による徒然草の書き出しですが、格調高い名文ですね。 吉田兼好は神職の家柄である卜部氏の出で、朝…

妻にド素人と罵られる

携帯に、それも仕事用の携帯電話(スマホじゃない)にやたら大量のスパムメールが来るのです。 なにせ仕事用の携帯ですから重要なメールも来るわけですけども、比率としては仕事のメール1に対してスパムが20くらいの比率なのです。わけあって迷惑メール防止…

妻に「お得」と言われる

どうして妻と小学生の息子がそういう話をすることになったのか、僕がそのいきさつを知ることはないのですけれども。 甘えん坊な息子は妻にべったりで、よく二人で僕にはわからない会話をしているのですがその日はなぜか家のローンについて話をしていました。…

ブログ開設のやり方

ブログを作ると決めた時に、まずは何をすべきだろうか? このブログを作ろうとしたときの話です。 人によって様々な意見があるのでしょうが、僕の場合はどうやってブログを作ったらいいのか考えることでした。作るブログのテーマすでにあやふやながらも決ま…

妻の機嫌をとる夫、というだけのお話

時々、妻のことをいい女だと思う時がある。 時々忘れそうになるが、うちの妻は女であるのです。 そして世の女性の多くがそうであるように、わが妻も男である僕にはよくわからない理由で、時に理不尽なほどに不機嫌になることがります。 そういった時、女性に…

息子と会話するのが楽しい

「ジャムおじさんとバタコさんは、人間じゃないんだよ」 小学生の息子が何の脈絡もなく、どこかで聞いてきた豆知識を披露してきた。僕は答えた。 「知ってるよ」 会話が終わった。 終わってしまっては話にならないので続けてみた。 「ああ、知っていたともさ…

そして大人になる

大人の階段上る 君はまだシンデレラさ 人は自分でも気づかぬうちに大人の階段にいつの間にか足をかけ、上り始めている。 今日、この日、この時が、大人の階段を上り始める第一段目とわかる人などはそうは居ないだろう。 たいていの人は気づかぬうちに大人の…

宿題

僕には小学生の息子と娘がいるのですが、その娘の話。 娘が宿題をしていたのですけど、宿題が終わったノートの空白スペースに絵を描いていたのです。娘が絵を描くのが好きなのはよく知っていたのですが、落書きをするのはいかがなものか? と思ったので 「宿…

祟り

小学生の息子と喧嘩しました。 喧嘩といっても口喧嘩ですし、大人である僕はもちろん本気ではありません。でも息子はすぐにムキになるというか結構な剣幕できついことを、どこで覚えて来たのか言ってきたりするのです。 「父ちゃんなんか、孫の代まで祟って…

先輩と僕

「一緒に仕事をしていて、俺はお前に嫌われているような気がする。」 「突然、何を言ってるんですか?」 「いや、どうもそういう気がして仕方ない。もしそうだとしたら一緒に仕事をするのがとても心苦しい。」 「先輩、それは無用の心配というヤツです。」 …

墓場

久しぶりに友人と会ったときのこと。 「よう、久しぶり。墓場の具合はどうよ?」 「墓場?」 「あ、ほら、君、この間、結婚したんだろ? 結婚は人生の墓場って・・・」 そしたら彼がひどくつまらなさそうな顔をしたので、ああやばい、あまりにもつまんない冗…

そのメールの存在意義は?

携帯電話のメールは嫌いだ。 嫌いというか苦手だ。文字を打つのが下手なのだ。もうすごく下手なのだ。圧倒的に下手なのだ。その圧倒的な戦力差の前に僕は跪くしかないのだ。 両手が使えるパソコンのメールと違い、片手であの小さなボタンを操作すると時間が…

佐賀さんと僕3

ほら、もうすぐ2月も終わり、ということは今年ももうすぐ6分の1が終わるということだよ。で、今年に入ってからなんか変わったことあった? なんて話題を佐賀さんがするものだから、僕、早くも今年の出来事を振り返ることになりました。 「そういや僕、今…

自分の家族を変だと思っても、他人から見たら普通の範疇

「俺の家族、変なんだよ。」 と言う人の家族の話を、どこが変なんだろう? と聞いてみるとどこが変なのかさっぱりわからないということが多い。 いや、その程度なら普通じゃない? みたいな。 「ばか、うちの一家はもっと変だよ。」 とまた別の人が言うので…

佐賀さんと僕2

訪問のアポを取っていたお客が都合が悪くなり、午後からの仕事がおじゃん。 みんな出払ってしまった事務所の自分の席で独りポカーンとして過ごす。そんな僕へ誰かが声をかけた。 「あれ、ナカムラ君、なにやってんの?」 お、親方? いや失礼。声をかけてき…

佐賀さんと僕

年末の話。 年末といえば忘年会。忘年会にはたいてい二次会が付き物で、二次会でなにをやるかといえば、どこへ行くかといえばだいたい決まっている。僕たちが忘年会の二次会でどこへ行ったかと言うとそう多くない選択肢の一つ、カラオケボックスへ行ったのだ…

相談室

「オレは愛に生きる男、いつでも彼女への愛に燃えてるぜ。」 「ふーん、だからいつも燃え尽きて何も残らないんだね。」 こんばんは、恋愛相談室です。 医療相談の相談員なら国家資格を持つ医師が相談に乗ってくれ、法律相談ならたいていこれも国家資格を持つ…

そういうことではないんだけど

ひどい下痢でひどい下痢で・・・・・。 用を足した後便器を覗くと食べたものの形がわかる。あまり気持ちのいいものではない。 いったいどうしたものかと考えていたら同僚の秋田君(仮名)が言った。 「元の形がわからなくなるまでよく噛んで物を食べれば形がわ…

求む対戦相手

ここんところずーっと体調が悪い。 熱を測ってみるとだいたいここ一ヶ月の間、37°くらいの熱がある。いわゆる微熱。 たいした熱ではないのだけれどさすがに一ヶ月も続くと体力を消耗するのかけっこうきつい。 毎朝、熱を計ってみては下がらない熱に首をか…