かおなし=Faceless

日常だったり雑談だったり妄想だったり

付随的条件によって選択される回答は常に変動する 2003-6-13

子供がよく言う究極の選択 - かおなし=Faceless

 こちらの続きみたいな話です。

 

 

 ふと思いつきで同僚の秋田君に聞いてみた。

 

 「ねえねえ、秋田君。」

 「なに?」

 「ウンコ味のカレーとカレー味のウンコ、食べるならどっち?」

 「え?なに?」

 「ウンコ味のカレーとカレー味のウンコ、食べるならどっち?って質問。」

 「ああ、昔流行った究極の選択ってやつ?」

 「そうそう。」

 「うーん、難しいね。」

 「そうかな、理屈で考えたら答えは一つじゃない?」

 「いや、条件がさ。」

 「条件?」

 「その質問はさ、条件付けが不十分だと思うんだよ。」

 「あ?あ?あ?どういうことだかよくわからないんだけど?」

 「いや、だからさ。究極の選択ってのはさ、言い換えればそっちの条件とあっちの条件のどっちの条件を選ぶかってことじゃない。」

 「まあ、そうだね。」

 「だからさ、その条件付けが不十分だとその時その場によって選択される回答も常に変わってしまう、質問としては不十分なものだと思うんだよ。」

 「まあその通りだと思うけど、じゃあウンコ味のカレーとカレー味のウンコで具体的に足りない条件付けってなに?」

 「そのウンコは、いったい誰のウンコ?」

 

 あ、秋田君、君はいったいなにを言っているのでありますか!?