かおなし=Faceless

日常だったり雑談だったり妄想だったり

2023-01-01から1年間の記事一覧

2007-12-24 守護聖人

「 いいかい子供たち、よくお聞き。 クリスマスというのはキリスト教のお祭りでね、サンタさんというのは本名はニコラスといってね、キリスト教徒からはセントニコラスと呼ばれて敬われているキリスト教の守護聖人の一人なのさ。 守護聖人ってなにかって? …

魅力 2007-05-27

恥ずかしげにもじもじしている女性を見るとたまらない。 フェチズムの話ではない。 見た目の美しさ、綺麗さよりも女性の魅力の本質は「可愛げ」があるかどうかではないかと思う。 造形の美よりもふとした仕草や言葉から漏れる雰囲気に多くのモノを感じ、その…

フランダースの犬 2007-08-06

ベルギーフランドル地方のとある村、そこに一人の少年がいた。 少年の名はネロ。絵を描くのが好きで祖父と親友のパトラッシュと慎ましく暮らしていた。やがて祖父が天寿をまっとうしこの世をさるとネロは天涯孤独の身となった。ネロは幼い頃からの夢である画…

フランダースの謎 2007-08-05

やはりフランダースの犬は謎だ。 WEB上でちょっと調べてみたところ、作者はイギリス人でベルギーフランドル地方の話らしい。 主要な登場人物は画家を目指す少年ネロ、ネロの祖父、飼い犬パトラッシュ、村の金持ちコゼツ、その娘アロア。 ネロは祖父が亡く…

全く見たことがありません 2007-08-03

有名らしいが「フランダースの犬」がどういう話であったかよく知らない。 知っているのは登場人物が画家を目指す少年ネロとおそらくヒロインであろう少女アロア、そしてパトラッシュという親友がいたことと、火事があったこと、ラストはネロとパトラッシュが…

レプリカなGさん 2007-08-24

昨日、ホームセンターに行ったらすごく派手なおじいさんがいた。 すごく派手というのもおかしいんだけど、見た感じは75~80歳くらいのとてもやせたガリガリにやせているおじいさんだった。 真っ赤なタンクトップと真っ赤な短パンをはいていた。 そのファ…

最高の力 VS  2007-08-14

「さあ今こそ決着をつけてやる!」 「ふ、望むところだ。」 「喰らうがいい、貴様を倒すために俺はこの世界で考えられるありとあらゆる最高の力を手に入れた。すべては貴様を葬るためだ! 俺が積み重ねた力、すべて貴様にぶつけてやる!」 「それは俺とて同…

坂田さん 2007-06-30

マサカリ担いだ金太郎。 金太郎といったら坂田金時さんのことです。 マサカリ担いだ坂田さんはある日足柄山で熊と出くわし、紆余曲折があったのかなかったのかその熊と雌雄を決するために相撲で勝負します。 相撲で勝負する暇があるならさっさとマサカリを使…

ホワイトではないらしい 2007-06-27

アンパンマン「僕たちがヒーロー戦隊を組んだらどうなるのかな?」 カレーパンマン「やめろよ。」 食パンマン「どうして?」 カレーパン「どうせ俺が黄色って決まってるから。」 メロンパンナ「うわー、はまりすぎね。」 アンパンマン「じゃあ僕は中身が餡だ…

腕時計 2007-06-22

僕は腕時計をはめない種族なんだけども、部屋の中で探しものをしていたらなんでだか腕時計がごろごろ出てきた。 どういうことだこれは!? だいたい腕時計なんて必要ないんだよ、無駄なんだよ、だってさ、携帯電話に時計機能が付いてるから携帯電話を持ち歩…

記念写真の撮影者 2007-05-26

石川君が古い写真を見つけたというので見てみると、それは中学生の時、仲間で山へ登った時の写真だった。 写真の中には懐かしい顔ぶれが並んでいた。 あのとき一緒に行ったメンツを思い出してみる。みんな笑いながら写真の中にいた。残念ながら三脚なんても…

昨日昼飯を職場の近くの定食屋で食べていたときのこと。 食べ終わって会計の前にちょっとトイレに行ってもどってみると、なんだか店の中がざわざわと騒々しかった。 はて、なんだろう? と思って様子をうかがってみると、驚いたことに僕が食い逃げと勘違いさ…

数億円 2007-03-27

なんの脈絡もなく宝くじが、もちろん一等が、しかも前後賞付で当たったらどうするかという話をみなでしたんですが 「貯金する。」 「国債を買う。」 「土地を買う。」 などの意見。 もう僕は聞いていてイヤになりましたね。 しょせん「宝くじが当たったら」…

魚の眼 2006-06-07

「いたたた・・・・・。」 「どうした?」 「魚の目ができてしまった。」 「ほうほう、魚眼か。」 「そうそう、視界は360度。」 「・・・・・」 「・・・・・」 「んなわけあるかっ!」 スッ (・・・・・こ、こいつ、背後からのツッコミをよけた!?)

黙示録 2006-06-05

神が世界を滅ぼそうと思ったのは別に「気まぐれ」というわけではなかった。前々から考えていたことではあった。 世界とは、神が七日間で創りあげたモノであり、神が自らに似せた住民とその住民たちが住む大地と海のことだ。なにせ世界はたった七日間で創った…

世を分かつ川 2005-05-25

「・・・・・患者の・・・・・意識が・・・・このままでは・・・・・・危険・・・・・・」 目の前に川が広がっていた。 初めて見る川で向こう岸は見えない。 向こう岸が見えていないにもかかわらず、僕には目の前にあるモノが川で、向こう岸があることもわか…

小豆島 2006-05-21

姉が地図を持ってきて僕に見せた。地図は瀬戸内海のページだった。 「弟よ、弟はこの島の名前が読めるか?」 姉はそう言って小豆島を指さした。 僕が冗談のつもりで 「こまめじま。」 と答えると、「ふぅ~」と、わざとらしきため息をつきながら言った。 「…

女たらし 2006-05-17

「女たらし」になりたいと思いました。 「女たらし」、つまりモテモテの一形態です。ですが残念なことにモテモテであった経験がないので「女たらし」がどういう物であるのかがわかりません。でも、「女たらし」がどういうものであるかといったらおそらく「女…

悪代官 2006-05-13

「しかしのう、常習屋、殿への献上品をそちに任せるというのは簡単な話ではないぞ。我が藩では、殿への献上品はこれまで越前屋がとりしきるのがしきたりとなっておる。殿の覚えもめでたく、越前屋の評判もよい。」 「なにをおっしゃいますお代官様。わたくし…

問題児 2006-05-12

「この世に問題児がいるのなら、その反対の存在も必ずいるはずだと思うんだよ。」 「なんだよ反対って。」 「問題児が問題なら、解答があるはずだ、いわば解答児。」 「なんじゃそりゃ?」 「世はなべて二極対立構造、古代中国の太極図だってそうだしキリス…

たなばた 2006-07-07

「七夕」 ↑こいつがどうしても「たなばた」と素直に読めません。(若さ故の反逆) 七夕の物語というと、平たく言えば天の川によって離ればなれにされたアルタイルとベガが一年に一度だけ会えるというお伽噺です。 どうしてアルタイル(わし座)とベガ(こと…

優しい嘘 2006-04-15

世界には嘘があふれている。 だけど、どうせ騙されるなら、優しい嘘にだまされたい。 たとえば、僕の目の前にちょっとスタイルよさげな女の人がいるとする。 スタイルいいなぁ、なんて思っても本当は騙されている。 すました顔のその下で、矯正下着とか、ヒ…

クサいところ 2006-04-12

「ヤツの足取りを見失いました。」 「なんだと?」 「もうしわけありません、。すべての追跡が空振りです。」 「馬鹿な! 探せ、もう一度、クサイところから探せ!」 「は、しかし、まるで消えたみたいに気配すら消えてしまって・・・・・。」 「なに、消え…

ラブレター 2006-02-24

「彼女への想いを手紙に託してみようと思う。」 「なに? いまどきラブレターか?」 「‘いまどき’って言うな。まあ‘古風’とでも表現してくれ。」 「ラブレターなんてやめとけ、時代にあってない。」 「いや、時代が変わろうとも不変のものは存在する。この俺…

羊を数える夜 2006-01-24

なぜだか眠れなかった。 眠気は十分にあるのだけれど眠れない。どうしてだろう? 僕は布団の中でなんども寝返りをうって寝ようとしたけれど駄目だった。さてさて、こういうときはいったいどうしたらいいのだろう? 眠れないといっても眠気はたっぷりあるのだ…

食べ過ぎ? 2005-11-28

友人夫婦と食事に行きました。彼らのお勧めらしき店、和物の定食屋と飲み屋をミックスした感じのお店で座敷席で楽しい時間を過ごしました。天婦羅が大変おいしゅうございました。 「うまかった。」 と、僕。 「ちょっと食いすぎたかな。腹いっぱいだ。」 と…

その痛みは仕事に差し障る

実はここ1か月ほどの間、ひどい頭痛に悩まされていました。 夜中、寝ていて頭痛のために何度も目が覚める状態だったのです。日常生活、仕事にも支障がある状態だったので、本来ならすぐにでも病院へ行くべきでした。しかし折り悪く、仕事で問題を抱えていて…

頭が重い 2005-11-27

朝起きると、すごく頭が重い。 なんかこう、頭を持ち上げようとすると首がきしむくらいに重い。通常の3倍は重い気がする。決して普段が軽すぎるというわけではない。 ああ、なんでこんなに重いんだろう? どれくらい重いんだろう? 体重計に乗ってみた。 い…

心のありか 2005-10-05

あなたは僕のことを心が狭いというけれど、それは個々の心の捉え方の問題であって、つまりあなたの捉え方の問題であって、決して僕の心が狭いなんてことはないんです。 例えるのなら3LDKの心に住んでる人は六畳一間の心に住んでいる人より広いところに居る…

心臓の高鳴り 2005-11-03

「君のことが好きなんだ。」 「そう・・・・・。」 「君といると胸がうずくんだ。心臓がどきどきして自分でも抑えられない。君のそばにいると胸がほんとうに激しくうって、どきどきしてうるさいくらいに心臓が高鳴って、どうしたらいいのか自分でもわからな…