かおなし=Faceless

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たなばた 2006-07-07

 「七夕」

 ↑こいつがどうしても「たなばた」と素直に読めません。(若さ故の反逆)

 

 七夕の物語というと、平たく言えば天の川によって離ればなれにされたアルタイルとベガが一年に一度だけ会えるというお伽噺です。
 どうしてアルタイル(わし座)とベガ(こと座)が離ればなれにされたかというと、ベガ(織姫)はもともと天帝のための機織りだったのです。姫のくせに機織りという職に就いていたことから、織姫はおそらく没落貴族の出身か、素行に問題があって保護監察司あたりから奉仕活動でも命じられていたのかもしれません。まあそれはいいとして、織姫はある時、天帝の紹介でアルタイル(彦星)と結婚しました。天帝については部下の結婚式で仲人をやりたがる上司タイプだとでも思っておいてください。
 彦星と結婚した織姫は結婚生活に溺れて(若さ故の過ち)機織りの仕事をさぼるようになりました。やはり織姫は素行に問題があるとしか思えません。怒った天帝は二人を天の川で引き離してしまいました。普通に解雇すればいいものを家庭崩壊にまで追い込むとは、これは明らかにやりすぎだと思います。部下が部下なら上司も上司です。
 天帝は真面目に働くならばという条件で一年に一度、7月7日にだけ二人が会うことを許しました。もしかすると天帝は織姫の上司ではなく、保護監察司なのかもしれません。一年に一度会える七夕に雨が降ると天の川が氾濫して二人は川を渡ることができず会うことができなくなってしまいます。責任者たる保護監察司の天帝はなにもしてくれやしません。そんな時は会えない二人を憐れんだカササギたちが現れてその身をもって橋となり二人を会わせてやるのだそうです。だからたとえ七夕に雨が降ってもなんの心配もなく二人は逢瀬を楽しむことができるのです。(若さ故の本能)

 

 途中、文脈がおかしい部分がありましたが気にしないでください。僕も気にせず突っ走ります。(若さ故の暴走)