世界は明日滅びるのだ。 足元を砂ぼこりが転がりぬけていった。 堤防の上に立ち空を見あがると焼けただれたような赤い色が広がっている。 僕は時計を見た。時間は十分だ。僕は堤防から砂浜に飛び降りた。 僕は海に会いにここまできたのだ。でも海は遠くにい…
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